人は自然の一部である
News Report
「伝統と技に学ぶ」勉強会 その参 
   平城瓦の知恵が現代に蘇る!
 平成5年より活動してまいりました「社の極」は昨年末、任意団体よりNPO法人化させていただき更なる活動発信を行う為、新たな事業「伝統と技に学ぶ」勉強会を創設致しました。

 現代日本では、伝統文化をなりわいとした産業は衰退の一途を辿っております。私達は先人達が伝えてきた伝統や技を後世に紡いでいく義務があるのではないでしょうか。
 本勉強会は、古来より日本に伝わる各種産業の専門家や技術者(匠)をお招きし、お話を伺い勉強することで今後の建築、インテリア分野への新たな風「温故知新」に繋げていきたいと考えております。

 当初は、年4回程度の開催を予定いたしており、今後参加者の方々のご要望も取り入れ発展させてまいる所存です。現在下記のような分野を想定しておりますので、ご賛同ご支援いただけますようお願い申し上げます。

    特定非営利活動法人「社の極」
            理事長 中原賢二
<今後の勉強会予定業種>

○大工  ○左官  ●瓦葺き  ○萱葺き
○竹材  ○石灰  ○和紙   ○唐紙 
○建具  ●表具  ○木材(製材) 
○漆    ○炭    ○織物   ●陶磁器
○畳    ○数奇屋照明  

  ※ ●印は終了

特定非営利活動法人
「社の極」事務局

〒530-0035
大阪市北区同心1-7-13-303
tel(06)4800-2720
email: info@yashironokiwami.com
元興寺 飛鳥時代の瓦

「伝統と技に学ぶ」3和瓦編
平城瓦の知恵が現代に蘇る
鬼瓦
                                       鬼瓦

日時:



 会場:

参加費:
参加者:講師:






主催:
平成21年4月18日(土) 13:00〜13:15受付
13:15〜15:00  講演
15:00〜17:00  奈良町見学
17:00〜19:00  懇親会

“名勝大乗院庭園文化館”

奈良市高畑町1083番地の1 TEL0742-24-0808

¥1,000-
(学生¥500-)

33名

小林章男
 日本伝統瓦技術保存会/元会長
        日本鬼師の会/名誉会長
        株式会社瓦宇工業所/会長・・・平城瓦特許所持。
        東大寺大仏殿を始め三月堂、唐招提寺等の国宝・
        重文建造物の屋根瓦の製造・修理に携わる。)
注)鬼師:文化財保存の屋根瓦修理技術者。
      人間国宝に相当。

特定非営利活動法人(NPO)「社の極」
 http://www.yashironokiwami.com email: info@yashironokiwami.com
 tel: 06-4800-2720  fax: 06-4800-2712  
 「美し国・日本」と呼ばれた景観は「いらか甍の波」で表される屋根瓦の美しさに他ならない。飛鳥寺に始まり法隆寺、四天王寺等を作るために百済から渡来した四人の瓦師が日本の瓦の始まりと言われています。その後、奈良時代には国分寺の建立が盛んになり一気に瓦が広がりました。

 国宝や重要文化財の修理にあたっては、本来建物に用いられた瓦と同じものを補足する必要があり、深い歴史的知識に裏付けられながら長い経験と技術を基にした優れた表現能力が要求されると云われています。 そういった匠の中でも、特に国から選定された日本伝統瓦技術保存職人を鬼師といいます。

 今回はその鬼師の第一人者である小林氏を講師にお招きし、屋根瓦の歴史と技術についての深いお話を伺いました。東大寺大仏殿を初めとし、数多くの国宝・重要文化財・文化庁施設の改修などを手がけ、平城瓦の特許を持つ瓦宇工業所会長でもある小林氏による講演は力のこもった内容で、会場となった和室は足の踏み場もない程の大盛況でした。
 
 1) 瓦と水 ○感動させられた現実 
        ○粘土は水で錬る 
        ○瓦窯の最後に使うのが水である

 2) 屋根瓦の劣化 ○瓦の凍てと吸水率 
           ○大気汚染による劣化

 3) 桟瓦について ○桟瓦の色々 
           ○発生の歴史を考える

 1400年もの長くに渡り連綿と使い継がれ、今も当時の建物の屋根にしようされているわが国の瓦。長期に耐え木造建築にしようされた古瓦と、現在の瓦の性質および屋根瓦の原点などをお伺いしました。
 古代より伝わる深い考察に裏打ちされた和瓦の伝統と技には感動を覚え、意義深い勉強会となりました。

 講演後は、なら町屋・研究会の方の案内で、実際の瓦葺きを中心に古い町並みの残る”なら町見学”を行いました。短い時間の中での見学でしたが、ご説明を受けながらの見学は大変興味深く、日本古来の建築文化を・・・日本の心を身近に感じられる一日となりました。 

伝統と技に学ぶ和瓦編勉強会 東大寺大仏殿
国から選定された鬼師の第一人者である小林氏によるレクチャー。 改修を手懸けられた東大寺大仏殿。

種々の和瓦 なら町屋見学
種々の和瓦。 講演後、なら町屋・研究会の方のご案内で、町屋を見学。

今西家書院瓦 元興寺瓦
場所によって微妙に瓦が違う。昔は施主さんが大きさ〜文様まで細かく指示したとか・・・。 赤っぽい瓦がある面には飛鳥時代の瓦があるとか・・・。1400年前の瓦?!

法蓮格子 ならまち格子の家
ならまち独特の格子・・・法蓮町に多く見られた為「法蓮格子」という。 ならまち格子の家とお水取りの松明。

ばったり床几
通りに面して設置された「ばったり床几」。 必要に応じて広げて商いになどに使用したらしい。


”伝統と技に学ぶ”勉強会 の模様が新聞報道されました。
大阪日日新聞20080828 毎日新聞20090419
2008/08/28
大阪日日新聞
2009/04/19
毎日新聞




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