人は自然の一部である
News Report
「伝統と技に学ぶ」勉強会 その伍 
  森で学ぶ!  消費が生産を産む
     〜森から住まいへ〜
 平成5年より活動してまいりました「社の極」は平成19年末、任意団体よりNPO法人化させていただき更なる活動発信を行う為、新たな事業「伝統と技に学ぶ」勉強会を創設致しました。

 現代日本では、伝統文化をなりわいとした産業は衰退の一途を辿っております。私達は先人達が伝えてきた伝統や技を後世に紡いでいく義務があるのではないでしょうか。
 本勉強会は、古来より日本に伝わる各種産業の専門家や技術者(匠)をお招きし、お話を伺い勉強することで今後の建築、インテリア分野への新たな風「温故知新」に繋げていきたいと考えております。

 年2〜3回程度の開催を予定いたしており、今後参加者の方々のご要望も取り入れ発展させてまいる所存です。現在下記のような分野を想定しておりますので、ご賛同ご支援いただけますようお願い申し上げます。


    特定非営利活動法人「社の極」
            理事長 中原賢二


<今後の勉強会予定業種>

○大工  ○左官  ●瓦葺き  ○萱葺き
○竹材  ○石灰  ○和紙   ○唐紙 
○建具  ●表具  ●木材(製材) 
○漆    ○炭    ○織物   ●陶磁器
○畳    ○数奇屋照明  ●京指物

  ※ ●印は終了

特定非営利活動法人
「社の極」事務局

〒530-0035
大阪市北区同心1-7-13-303
tel(06)4800-2720
email: info@yashironokiwami.com

森の未来に出会う旅
森から学ぶ
木造建築の設計士育成セミナー
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<問合せ先>
森の未来に出会う旅実行委員会
事務局
email: info@mori-mirai.com
                                       
「伝統と技に学ぶ」3和瓦編
平城瓦の知恵が現代に蘇る


 「緑の砂漠」という言葉をご存知でしょうか? 

 戦中、過伐によって日本の歴史上最大の危機に陥った森林は、戦後の植樹や育樹という植林活動によって数十年経った今、成熟して立派に使うことの出来る山々となっています。 

 しかし、その森林の木々は使われることなく放置され、表面的な緑を持つ森林・
緑の砂漠となってしまいました。 
 植える→育てて→伐って→使うという森林の持つ循環が切れ、歴史上例を見ない・使われないことによる危機が今広がっています。

 一般的に、梁には米松が良く使われますが、
国産杉のほうが粘りがあり強度も強いものが多くあります。
 そこで、工業製品とは異なり、ばらつきの激しい杉等の木材が敬遠されてきたことを逆手にとり、
   @梁強度を明記した木材を出荷。
   A森林の木を使う家造りが環境活動としてのCO2削減につながる
     ことを環境庁へ提案。
など、先進的な活動を続けておられる高知県嶺北木材協同組合理事長/田岡秀昭氏を講師に迎え、今回高知県を訪問し、森林や原木を体験することで学ぶ研修ツアーを開催致しました。

日時:

 訪問先:


研修参加費:

講師:




主催:
平成22年6月19日(土)〜20日(日)

高知県/長岡郡、土佐郡、高知市
一泊二日高知研修ツアー

¥22,000- 
(宿泊: サンピア セリーズ)

田岡秀昭
氏 高知県嶺北木材協同組合理事長
         森昭木材株式会社代表取締役
         四国森づくりネットワーク会長
         地場産大賞受賞

特定非営利活動法人(NPO)「社の極」
 http://www.yashironokiwami.com 
 email: info@yashironokiwami.com
 tel: 06-4800-2720  fax: 06-4800-2712  

 
 早朝に大阪をマイクロバスで発ち、昼頃高知県北部嶺北地域に到着、心づくしのお昼ご飯を自然の中でご馳走になり、高知の食材の美味しさを満喫しました。
 
 午後から嶺北の森林へ赴き、田岡氏のレクチャーを受けながら散策。
 森林への入口からは、どこが
緑の砂漠なのか?想像もつかず、森の中へ中へと進みました。
 すると・・・一見、緑豊かな森林・・・しかし、一歩踏み込むと、そこには太陽の光が届かず、土がむき出しで草木が全く生えない砂漠のような世界が広がっていました。
 
植える→育てる→伐る→使うという森林の持つ循環切れ、歴史上例を見ない・使われないことによる危機がそこに広がっていたのです。

 現実を目の辺りにして伺う講義に、参加者の皆さんは心打たれ、『日本の山を守る為、何が出来るのか・・・』という問題を自問自答しておられました。

 『この現実を目にしてもらうと、どんな危機的な状態にあるのかが、解ってもらえるので、たくさんの人たちに訪れてもらいたい。見てもらいたい。』と、田岡氏は力強く言っておられました。

 その後、原木市場・製材所やプレカット工場を見学し、嶺北の規格材で建設されたれいほくスケルトンのモデルハウスの中で、引続き勉強会が行われました。

 日本の山を守るため・・・社会全体が循環型になるよう、建築に携わる人間として、出来る限りの社会貢献をしていきたいと、一同心新たにしました。




日本の山を守る為、先進的な活動を続けておられる高知県嶺北木材協同組合理事長/田岡秀昭氏 森林への入口にて。
外から見る限り、どこに緑の砂漠があるのか全くわかりません。

しばらく歩くと、間伐を行わないため、木が鬱蒼と茂った状態となり、太陽の光が地面まで届かず、下草が生えなくなってしまったエリアが目の前に広がっていた。 対比的でわかりやすい境目。
右側:手を入れることがなく、荒れ果てた
「緑の砂漠」
左側:間伐を行い、再生させた森。

砂漠化した森を目の辺りに、ショックを隠せない参加者。 社会全体が循環型になるよう、出来る限りの社会貢献をしていきたいと心新たに。。。

製材所を訪ねる。 熱心に質問が飛び交う。

プレカット工場を訪問 れいほく規格材で作られたモデルハウス(れいほくスケルトン)の中で、行われたレクチャー。

れいほくスケルトンモデルハウスの前で、田岡氏を囲んで。 自然の中で、こころ尽くしのお昼ごはんをいただく。
田岡さん、ご馳走様でした!

二日目。唄にある・・・はりまや橋。
思いのほか、こじんまりした橋。。。
土佐一の宮の土佐神社に参拝し、一路大阪へ。。。

高知といえば、ここは外せません。
桂浜、龍馬像の前で。。。
三層六階の現存天守が残る
高知城。



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